塩害防げ、クロマツの苗300本を植栽 JAとぴあ浜松
2020年11月29日 05時00分 (11月29日 05時00分更新)
農作物を塩害から守ろうと、JAとぴあ浜松(浜松市東区)が28日、南区白羽町の防潮堤北側に、クロマツの苗300本を植栽した。
とぴあ浜松本店の職員30人が参加。職員はつるはしで土に穴を掘り、高さ30センチの苗を置き、土をかぶせて水をやった。植栽は4年目で、職員は慣れた手つきで作業し、広さ600平方メートルの更地に緑が広がった。
経営企画課の瀬崎智之さん(41)は「4年で約800本のクロマツを植えることができた。風にのって塩や砂が農地に飛ぶ被害を防ぎ、地域貢献につなげたい」と語った。遠州灘の防潮堤(全長17.5キロ)は3月に完成し、一部で市民によるクロマツの植栽がなされている。 (高島碧)
関連キーワード
PR情報