富山でにぎわう 女性農家ら出店「なやマルシェ」
2020年11月29日 05時00分 (11月29日 05時02分更新)
県内の女性農家らが出店する「なやマルシェ」が28日、富山市蜷川であり、地域の特産品を買い求める人でにぎわった。
野菜や加工品販売を手掛ける女性農家を支援し、農業の6次産業化を目指す県の事業「畑パーティとやま」の一環。「なや」は農機具などを収納する「納屋」の意味で、来場者に農家の雰囲気を体感してもらおうと、実際に使われている納屋を会場にした。
農園やパン店など13の生産者がブースを設けた。呉羽梨をはじめとする県特産品のほか、米粉パン、エゴマ油やジャムといった加工品まで、多彩な商品が並んだ。
出店した梨農園「呉羽梨はやしさん」(富山市)の林伊希子(いきこ)さん(41)は「マルシェを通じて他の生産者と横のつながりが持てるので、商品開発の面でお互いに刺激になる」と話した。(山岸弓華)
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