福井でパトカー追跡の車事故 軽と衝突3人死傷

2020年11月28日 05時00分 (11月28日 12時25分更新)
衝突して大破した軽乗用車(左)とパトカーに追跡された乗用車(右奥)=27日午前3時、福井市花月2で

衝突して大破した軽乗用車(左)とパトカーに追跡された乗用車(右奥)=27日午前3時、福井市花月2で

  • 衝突して大破した軽乗用車(左)とパトカーに追跡された乗用車(右奥)=27日午前3時、福井市花月2で

過失致死傷と酒気帯び容疑会社役員逮捕


 二十七日午前二時ごろ、福井市花月二の市道交差点で、福井署のパトカーが追跡していた乗用車と、軽乗用車が出合い頭に衝突。軽乗用車の助手席に乗っていた同市乾徳一、大学生塩崎里桜(りお)さん(18)が首などを強く打ち、約一時間後に死亡した。
 福井署は同日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、乗用車を運転していた同市新田塚一、会社役員坂田達磨(たつま)容疑者(46)を逮捕した。署によると、容疑をおおむね認めている。坂田容疑者は同市内の建設会社社長で、七月から福井WESTライオンズクラブの会長を務めている。
 軽乗用車を運転していた同市光陽一、大学生渡辺喜一さん(21)は左腕を骨折、坂田容疑者も胸の骨を折る重傷。坂田容疑者の呼気からは基準値を超えるアルコールが検出された。署は自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)容疑も視野に捜査を進めている。
 坂田容疑者は、現場から約六百メートル離れた繁華街の交差点で一時停止しなかったため、巡回中のパトカーが赤色灯やサイレンを使って約一・四キロ追跡。信号機のない市道交差点で、坂田容疑者の車と右から来た渡辺さんの車が衝突した。署は追跡について「現時点では適正だったと認識している」と説明している。

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