感染拡大で三島市、独自検査へ 伊東市も方針示す

2020年11月28日 05時00分 (11月28日 05時01分更新)
 新型コロナウイルス感染の急拡大で、県東部では二十七日、独自のPCR検査実施など、対応に言及する市が相次いだ。
 三島市は、市内の高齢者施設、保育施設などの社会福祉施設勤務の市民と六十五歳以上の市民が対象のPCR検査を、来年一月から市独自で行うと発表。検査の自己負担は五千円で、残りを市が補助する。
 市内に設ける検査場に車で行き、市医師会の医師らに唾液を採取してもらう「ドライブスルー方式」で行う。結果は翌日判明。陰性なら市から、陽性の場合は医師から連絡が入る。市は県東部保健所に報告、その後の対応を引き継ぐ。予約制で市健康づくり課を通じて申し込む。市は希望者は約三百人と見込む。
 伊東市の小野達也市長は会見で、市内で新型コロナの感染者が相次いでいることに「非常事態である」との認識を示した。市内のバーでクラスターが発生したことも踏まえ、飲食業の従事者にPCRなどの検査が必要とし「なるべく早く実施する」と語った。
 一方、休業要請や観光施設の閉鎖は「市民生活を守るためには命と経済のどちらも重く受け止める」とし行わない方針。市民には、不要不急の外出や大人数で長時間の会食を避けるなど感染防止策の徹底を呼び掛けた。 (渡辺陽太郎、山中正義)

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