「7大漁港の味」集結 あす、29日に ハピテラス
2020年11月27日 05時00分 (11月27日 09時35分更新)
フグ雑炊、サーモンユッケ丼、タコ飯…
福井の新鮮な海の幸を使った各種メニューを味わえる「越前若狭 紅白味自慢2020−七大漁港祭」が二十八、二十九の両日、JR福井駅西口のハピテラスで開かれる。冬の味覚の王者「越前がに」と嶺南で養殖が盛んな「若狭ふぐ」の“紅白対決”として始まって五回目。今年は県内各地の漁港ごとに地場の魚介類の魅力に焦点を当て、メニューを充実させる。
市や第三セクター会社「まちづくり福井」が企画。両日とも午前十一時〜午後四時。漁港ごとにブースを構えるほか、県がブランド化に注力する「若狭まはた」を使ったあぶり丼を提供する。正午と午後二時からは「せいこがにの食べ方教室」(参加費は一匹付きで千円)も開く。
各地元漁協女性部が中心となって提供するメニューは、フグ雑炊やサーモンユッケ丼、タコ飯などバラエティー豊か。鷹巣漁港(福井市)はセイコガニの半身入りのカニ汁を準備する。三国港(坂井市)は甘エビのみそ汁や唐揚げ、越前漁港(越前町)からはゆでガニや海鮮を盛った丼や串焼きなどが並ぶ。干物や塩ワカメなどの加工品、越前がにも販売される。
新型コロナウイルス感染拡大を受け、入場者を二百人に制限するなど各種予防策を徹底。恒例のバーベキューは中止とした。新たに午後一時、同三時に「七大漁港PRステージ」を開催。漁業関係者らが映像やパフォーマンスを交えて海の幸や料理を紹介し、祭りを盛り上げる。
せいこがにの食べ方教室は各回先着四十人。事前予約が必要だが、申し込み状況によっては当日参加も可能。(問)県水産課=0776(20)0436 (北原愛)
関連キーワード
PR情報