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中学で指導者としての心得は!?

2020年5月2日 02時00分

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 【質問】今春から中学軟式野球の監督になりましたが、休校のため一度も指導をしていません。私自身は高校までしか経験がなく指導者としてのあり方に不安を感じています。アドバイスをお願いします。 (東京都中央区 Mさん)
 【答え】中学生はある程度、野球が理解できるようになる年代ですから指導者によって将来が大きく左右されます。それだけに教えることの難しさもあります。私が中学・高校生の指導者としての心得で一番気をつけているのは選手に対する接し方です。
 実績があって威厳のある監督さんよりもユーモアにあふれた人間味ある態度で接する監督さんになることが必要だと思います。いきなり怒鳴って注意するよりも褒めてから注意するとか、ときにはジョークを交えるなどすると素直に聞き入れてくれて、はるかに効果があります。反抗期の生徒もいるでしょう。人間対人間の情熱が最大の武器になると思います。そのうえで大切なことを列挙しておきます。
 (1)野球の知識が豊富であること。野球規則を熟知し、技術の基本を教える能力をもっている。(2)選手個々の性格や能力を把握していること。技術だけでなく生活態度や友人関係などを知っておくのも大切です。(3)即座に下せる判断能力を持っていること。勝敗を左右する場面で迷ってはいけません。(4)選手を褒めて伸ばす。中学生はまだ欠点がたくさんあります。欠点ばかりを指摘するのは指導者として失格です。長所を伸ばせば欠点は自然に消えていきます。褒めて伸ばす。これでいきましょう。
 (慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】

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