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デアリングタクト『3枠5番』なかなかの好枠 不安よりむしろ…楽しみで仕方ない【松山弘平ジャパンC手記】

2020年11月27日 07時00分

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栗東トレセンを歩くデアリングタクト

栗東トレセンを歩くデアリングタクト

 JRAは26日、「第40回ジャパンC」(G1・29日・東京・芝2400メートル)の枠順を発表した。史上初の無敗での牝馬三冠馬となったデアリングタクトは3枠5番。枠順が決まり、騎乗する松山弘平騎手(30)=栗東・フリー=が無敗を続けたいという大一番へ向けての胸の内を手記にして本紙に寄せた。
 いよいよ世紀の決戦まで、あと2日。木曜(26日)に枠順が決まり、デアリングタクトは3枠5番からスタートすることになりました。先週までの東京競馬場のコンディションは、内側の芝がいいように見えなかったですし、かと言って、これだけのメンバーですから、距離ロスも最小限に抑えたかったんですよね。欲しかった枠は真ん中くらいだったので、なかなかいいところ。昨年勝ったスワーヴリチャードが5番だったと聞きましたし、好枠を引けたと思います。
 三冠馬3頭がそろう最強馬決定戦。コントレイル、アーモンドアイの出走が決まった時から、すごいレースになると思いましたし、そのうちの1頭に乗れるのは本当に光栄なことです。レースが近づくにつれ、負けたらどうしようとか、不安が大きくなるのかなと想像していたのですが、むしろ逆で、今は楽しみで仕方ない感じ。その理由は心配な点があまりないからです。
 特に強調したいのが状態面。最終追い切りの動きは、秋華賞に比べると、格段に上向いていました。テンションも上がっていませんし、自信を持って臨めそう。東京の芝2400メートルという舞台もオークスで勝っていますし、その時が三冠の中で一番強いレースだったので、不安はありません。
 確かに相手は強いです。コントレイルはデビュー戦で2着の馬に乗っていて、最初から能力が高いと思っていましたし、アーモンドアイもサウンドキアラで挑んだ春のヴィクトリアマイルで、次元の違う末脚でかわされてしまいました。デアリングタクトも卓越した瞬発力がありますが、2頭とは初対戦ですから、力関係はやってみないと分かりませんし、2頭以外にも強敵はいます。ただ、今のデアリングタクトであれば、いい勝負ができるんじゃないかという期待を持っています。
 これまでのジャパンCで印象深いのは、2012年のジェンティルドンナとオルフェーヴルの一騎打ちですね。三冠馬同士の激突は見応え十分でした。あの時のように、ファンの皆さまが興奮するようなレースをしたいですし、もちろん勝ちたいという気持ちは、どのジョッキーにも負けません。全力を尽くして、無敗を続けられるよう頑張ります。皆さん、ぜひ応援よろしくお願いします。(JRA騎手)

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