巨人・原監督 菅野メジャー挑戦に「監督なら『行きなさい』とは言えないですよ」 複雑な胸中語る
2020年11月27日 05時00分
やはり現場を預かる長として、もろ手を挙げて歓迎とは言えない。巨人・原辰徳監督(62)は、菅野智之投手(31)のメジャー挑戦に関して、率直な思いを吐露した。
「非常に難しいね。監督という立場であるならば残ってくれるということがベストですよ。それはね。『行きなさい』とは言えないですよ」
2年連続4連敗で終えた日本シリーズから一夜明け、指揮官はエースの去就を問われ表情を曇らせた。今季、菅野は14勝2敗、防御率1・97。貯金12をたたき出しリーグ連覇に貢献。その存在が大き過ぎるからこそ、移籍が決まればチーム編成に多大な影響を及ぼすことは必至だ。
しかし、あくまでも「監督という立場」からの言葉。エールを送りたい気持ちはグッと抑え本人の判断を待つしかない。原監督は「一生懸命考えるでしょう。彼のことだからダラダラ考えないと思う」と語った。
前日の第4戦で菅野はベンチ入り。指揮官は「本人がベンチに入りたいと。『中4日で次の日も行くんだよ』と言ったら『きょうは1イニングならいける』って」と明かした。登板機会はなかったが、連投も辞さない構えでセの意地を見せようとしていた。果たしてそんな絶対的エースの胸中やいかに|。その決断に注目が集まる。
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