【富山】アメ車風 気取らぬ相棒 光岡自動車 初のSUV「バディ」

2020年11月27日 05時00分 (11月27日 10時03分更新)
初のSUV「バディ」を紹介する(右から)光岡章夫社長、渡部稔執行役員、デザインを手掛けた青木孝憲さん=東京都港区のミツオカ麻布ショールームで

初のSUV「バディ」を紹介する(右から)光岡章夫社長、渡部稔執行役員、デザインを手掛けた青木孝憲さん=東京都港区のミツオカ麻布ショールームで

  • 初のSUV「バディ」を紹介する(右から)光岡章夫社長、渡部稔執行役員、デザインを手掛けた青木孝憲さん=東京都港区のミツオカ麻布ショールームで
  • 縦長のテールランプや黒いホイール、メッキパーツを採用し、アメリカンな雰囲気のバディ=東京都港区のミツオカ麻布ショールームで

社長ら都内で発表会

 光岡自動車(富山市)は二十六日、初のスポーツタイプ多目的車(SUV)「Buddy(バディ)」を正式発表し、先行予約の受け付けを始めた。二年ぶりの新型車で、メッキグリルや縦型の角目ライトをはじめ、一九七〇〜八〇年代のアメリカ車をテーマにした外装が印象的。二十五日、東京都内で報道陣向けの発表会があり、開発担当者らがコンセプトと魅力をPRした。 (高本容平)
 「素直な気持ちで、かっこいいの一言。アメリカンビンテージでありながらインジャパンという感じが良い」。ミツオカ麻布ショールームで開いたバディの発表会で、光岡章夫社長は興奮気味に語り「価格も手ごろ。これからのアメ車ニーズになる」と期待を寄せた。
 トヨタ自動車のSUV「RAV4」をベースに開発。車名には「乗る人が紡ぐ物語に寄り添う大切な相棒であってほしい」との願いを込めた。車体のカラーはツートンも含め十八色をそろえ、アルミホイールはクリーム色や黒色も選べる。
 価格は二リットルのガソリン車が税込み四百六十九万七千円から、二・五リットルのハイブリッド車が五百二十五万三百円からで、四駆も設定した。
 二〇二一年六月から出荷を開始し、二一年は五十台、それ以降は年間百五十台ずつ生産する計画だ。北陸三県では、富山市内の直営店・ミツオカ富山ファクトリーショールームで予約を受け付ける。
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 「今のSUVは高級路線一辺倒に感じていた。Tシャツにジーンズで気取らずさらりと乗れるSUVがあれば喜んでもらえる、と」。開発を統括した渡部稔執行役員は、バディの企画理由をこう語る。
 米国で過ごした八〇年代後半に走っていた四角いSUVがふと思い浮かんだ。創業五十周年を記念し、一八年末に発売した往年のアメリカンスタイルのオープンカー「ロックスター」が好評だったことも自信になり、「楽しさと遊び心がある車に再び挑戦したかった」と振り返る。
 十月末に公式ホームページでデザインの一部を公開すると想定以上の反響があった。既に数千件の問い合わせがあり、二十〜四十代が七割近くを占める。渡部執行役員は「経験したことがない数。納車まで多少お時間をいただくかもしれないが、楽しみに待っていて」と話した。

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