苦情電話は約二百三十件 県岐阜商校長がクラスター対応報告

2020年11月27日 05時00分 (11月27日 05時01分更新) 会員限定
 県は二十六日、県総合教育会議を開き、学校での新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の対応を協議した。県教委の担当者や教育委員らが出席し、七月にクラスターが発生した県岐阜商業高校(岐阜市)の古田憲司校長が当時の対応を報告した。
 同校では教員五人、生徒三人が感染。生徒の姉で別の高校に通う生徒を含め、クラスターは計九人に及んだ。古田校長は、情報が交錯して生徒や保護者から不安の声が上がったため、オンラインで説明会を開いたことなどを説明。苦情電話は約二百三十件あり、「罹患(りかん)した生徒の住所はどこか」「岐阜市を汚染するつもりか」といった誹謗(ひぼう)中傷もあったと明かした。
 全ての生徒と教員千三百人以上の検査を進めたことなどに、教育委員からは「他機関との連携がスムーズな好例」「他校でもこの経験を生かしたい」といった意見が出た。
 県教委からは「県内の感染者の約15%が学校関係者にあたる」といった報告のほか、学校現場での情報通信技術(ICT)の推進計画についての紹介もあった。
 (安江紗那子)
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