“介護マン”が東京Dに新風!クラブチーム『ハナマウイ』0-1惜敗「来年は勝つ」【都市対抗】
2020年11月26日 21時48分
◇26日 社会人野球・都市対抗大会第5日 1回戦 四国銀行1―0ハナマウイ(東京ドーム)
介護マンが東京ドームに新風を吹き込んだ。創部2年目で初出場のクラブチームのハナマウイ(富里市)は、四国銀行(高知市)0―1で惜敗。オリックスなどでプレーした本西厚博監督(58)は、デイサービス施設での高齢者らのサポートの仕事と野球を両立させた選手をたたえた。
「試合を重ねるごとに成長したのが一番の収穫。来年以降、もっと強いチームをつくれるなと思った」
先発マウンドに立った平野暖周(あつひろ)投手(25)は、ソロ本塁打による1失点だけの7安打無四球で完投した。桐蔭横浜大4年春にチームは大学選手権を東京ドームで戦ったが、自身は出番がなかった。「絶対にここで投げたいと思って社会人に進んだのでうれしかった。ホームランはインコースを狙ったのが真ん中に入りました」。いつも応援してくれるおじいちゃん、おばあちゃんに白星は見せられなかったが「来年は勝って、いい報告がしたい」と力強く誓った。
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