中日・清水が巨人相手に圧巻9奪三振「流れ持ち込める投球を学べた」門倉コーチも高評価
2020年11月26日 21時02分
◇26日 みやざきフェニックス・リーグ 巨人3―4中日(生目第二)
中日先発の清水達也投手(21)が5イニングを投げ1安打1失点、毎回の9奪三振と好投した。
宿敵巨人相手に圧巻の奪三振ショーだ。清水が5イニングで毎回の9奪三振。決め球のフォークボールがさえ、最速147キロのキレのある速球とのコンビネーションで相手打線を手玉に取った。
「四球を3個出して、点につながったりして反省の内容だと思っていたけど、3球勝負やストライク先行という面でいい印象があって、首脳陣の方だったりみんなの印象が違っていた。チームに流れを持ち込めるような投球があると思うので、それを学べたいい機会でした」
前回19日の楽天戦は先発して3回に4四球を与えるなど3点を奪われ5イニング3失点。この日は初回1死から四球を与え、その後ウレーニャに適時打を許したが、失点と安打はこれだけ。門倉2軍投手コーチは「フォークもワンバウンドするかしないかのところで振らせて非常に良かった」と評価した。
ただ清水に慢心の2文字はない。「点を取られたのもピンチをつくったのも、自分の課題の四球から始まったので、そこは来年の課題として向き合っていきたい」。表情を引き締めて球場を後にした。
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