マラドーナさん死去 県内サッカー関係者の反応

2020年11月26日 16時00分 (11月26日 16時00分更新)
 史上最高のサッカー選手の一人で「五人抜きゴール」で知られる元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが二十五日、ブエノスアイレス近郊の自宅で死去した。
 県内のサッカー関係者からは、惜別のコメントが相次いだ。
 日本フットボールリーグ理事長の桑原勝義さん(76)=浜松市=は「一九九〇年代に、マラドーナ氏獲得に動いたことが懐かしい思い出」と語った。当時、J1サガン鳥栖の前身のPJMフューチャーズで監督を務めていた桑原さんは九〇年秋にイタリアのナポリで、マラドーナさんと接触、獲得の意思を伝えた。その後、マラドーナさんにコカイン使用疑惑などがあり、交渉できなくなった。桑原さんは「背番号10を空けて待っていたが」と悔しさをにじませた。
 元静岡学園高サッカー部監督の井田勝通さん(78)=静岡市=は「残念だね。一九七九年八月から東京で開催されたワールドユース選手権で、マラドーナの追っ掛けをした。左足だけで、巧みな足業を披露、優勝にも貢献した」と当時を振り返った。
 「ふてぶてしいまでのずぶとい性格、統率力は多くのファンを魅了した。同じアルゼンチン代表のメッシとは違うタイプの選手だった」と評した。
 元ジュビロ磐田監督の長沢和明さん(62)=磐田市=は「彼の人生を振り返ると、破天荒という言葉が当てはまるのではないか。極貧の環境からはい上がり、スター選手となった。“神の手ゴール”を含め、さまざまな言動で多くのファンを魅了し、慌てさせた」と話した。 (川住貴)

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