MVP福井の誇りだ 栗原選手に恩師ら賛辞 ソフトバンク日本一

2020年11月26日 05時00分 (11月26日 09時36分更新)
日本シリーズを制し森投手(右)と喜び合う栗原選手=25日、ペイペイドームで(栗木一考撮影)

日本シリーズを制し森投手(右)と喜び合う栗原選手=25日、ペイペイドームで(栗木一考撮影)

  • 日本シリーズを制し森投手(右)と喜び合う栗原選手=25日、ペイペイドームで(栗木一考撮影)

 プロ野球のSMBC日本シリーズで二十五日、ソフトバンクが巨人との第四戦を制し、四連覇を達成した。チームを勢いづけたのは第一、二戦で打線をけん引し、MVPに輝いた栗原陵矢(りょうや)選手(春江工高出身)だ。主力に成長した二十四歳の若武者に、県内の関係者らは賛辞を惜しまない。(山本真喜夫)
 高校時代の恩師で現福井商高野球部監督の川村忠義さん(47)は昨年末、里帰りした栗原選手の練習に目を見張った。「これまでにない強烈な打撃音。ものが違うと感じた」。今季の活躍はこの時、予感していた。
 第一戦で対峙(たいじ)した巨人のエース菅野智之投手には、プロ三年目の一軍デビュー戦で簡単に打ち取られた。中学時代に所属した福井ブレイブボーイズ(現福井ボーイズ)で指導した南博介さん(47)は「全く太刀打ちできなかった」と脱帽したことを覚えている。
 それから三年。今度は先制の2点本塁打を含む3安打と打ち込んだ。川村さんには「小技じゃなくフルスイング。積み重ねてきた自信の表れ」と映った。「想像以上の結果」と驚く南さんは「今季に懸ける意気込みを、本人の強い言葉から感じていた」と振り返る。
 二人とも、栗原選手の長所を「謙虚さ」と言う。「失敗もたくさんあったが、それを糧に頑張ってきた選手」(南さん)。周囲の助言も素直に受け入れ、自己を高めてきた。
 中学、高校とも同じチームでプレーしたセーレン軟式野球部の濱出翔太さん(24)は「あの(好選手ぞろいの)中にいるのがすごい」とかつてのチームメートの飛躍を喜び「次は個人タイトルを」と期待を膨らませた。

関連キーワード

PR情報