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真っ白な大根 ところ狭し あわらで「はさがけ」

2020年11月26日 05時00分 (11月26日 09時33分更新)
青空の下、次々干されていく真っ白な大根=あわら市北潟で(蓮覚寺宏絵撮影)

青空の下、次々干されていく真っ白な大根=あわら市北潟で(蓮覚寺宏絵撮影)


 あわら市北潟で、たくあん用の干し大根作りが進んでいる。二十五日には、農業生産法人「フィールドワークス」の農場で、はさがけ作業が行われた。
 従業員が四本一組にわらで縛られた大根を、竹製のはさ場に一つ一つかけていった。この日は三千本ほどが干された。透き通るように白い大根がところ狭しと並び、冷たい風に吹かれていた。
 大根は約一週間干され出荷される。同社は、毎年たくあん漬けを行っている永平寺町の大本山永平寺にも干し大根を出荷している。
 北潟地区の土壌は大根作りに適しており、かつては干し大根作りが盛んだった。しかし、たくあんを家庭で漬ける人が少なくなって需要は減り、出荷量も減少しているという。
 同社の吉村智和代表(43)は「(生産を)辞めるとなったら食文化として成り立たなくなってしまう。少なくなってきたとはいえ注文があるので、できる限り続けていきたい」と話していた。
  (畑明日香)

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