運転再開 1カ月以上遅れか 高浜4号機 細管傷近くに付着物

2020年11月26日 05時00分 (11月26日 09時34分更新)
高浜4号機の蒸気発生器内で見つかった付着物(中央)。右下が細管=関西電力提供

高浜4号機の蒸気発生器内で見つかった付着物(中央)。右下が細管=関西電力提供

  • 高浜4号機の蒸気発生器内で見つかった付着物(中央)。右下が細管=関西電力提供

 定期検査中の関西電力高浜原発4号機(高浜町)で蒸気発生器(SG)の細管四カ所に傷が見つかったトラブルで、関電は二十五日、うち二カ所の傷の近くにそれぞれ付着物が見つかったと発表した。細管を傷つけた可能性がある。引き続きSG内の異物を捜すため、来年一月下旬の運転再開は一カ月以上遅れる見通しとなった。
 高浜原発のSGで細管の損傷が見つかるのは二〇一八年以降で四回目。定期検査中で十二月下旬に運転再開予定だった高浜3号機も4号機と同じ構造で、県の担当者は原因の判明まで3号機の運転再開も難しいという見解を示した。関電では再稼働した原発四基が全て停止し、高浜3号機が最も早い運転再開の予定だが、全基停止状態がさらに延びる可能性もある。
 関電によると、SG内に小型カメラを入れて調べたところ、長さ二〜七ミリの傷を確認。うち一カ所から長さ九ミリ、幅十五ミリの付着物を回収した。別の一カ所にも付着物があり、今後回収して成分などを分析する。 (今井智文)

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