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野球に対する意識の差、勝ちに対する意識の差 これはセ・パの差【大島康徳評論】[日本S第4戦]

2020年11月26日 05時00分

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2回、降板する巨人・今村(右)

2回、降板する巨人・今村(右)

◇25日 SMBC日本シリーズ第4戦 ソフトバンク4―1巨人(ペイペイドーム)
 危惧していた結果だ。シーズン終盤に巨人投手陣がバタバタしたのは見ていたし、開幕前に優勝予想をしなかったのも、救援陣の不安が明白だったからだ。その課題を抱えたまま、日本シリーズに入ってしまった。
 ポイントの一つは、第2戦での今村の先発起用だったと思う。素直に先発を回せば、第1戦から菅野―サンチェス―戸郷の順かな。確かにソフトバンクには左の好打者が多いし、「左封じ」はテーマ。ただ、そこを意識しすぎたかもしれない。
 全体を通して見ると、両チームには「野球に対する意識の差」「勝ちに対する意識の差」があった。これは両リーグの差でもある。パの投手は強いボールを投げるし、変化球もコースに投げられる。それに対する打者のスイングは強いし、選球眼も良い。チーム内にも高い競争意識がある。
 そういう戦いを何年も重ねた結果として個の力が上がり、セとは「個の差」が生じている。パに立ち向かうためにも、セの各球団は考え方を変えないといけない。もはや「人気のセ、実力のパ」という言葉で片付けることは許されない状況になっている。

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