県内新たに55人 静岡11例目クラスター

2020年11月26日 05時00分 (11月26日 05時01分更新)
 静岡県と浜松市、静岡市は二十五日、新たに計五十五人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。静岡市では、市内で十一例目となる新たなクラスター(感染者集団)が接待を伴う飲食店で発生。浜松市は、感染者一人が二十四日に市内の医療機関で死亡したことも明らかにした。同市内の死者は三人目。
 県発表分は二十人。内訳は伊豆市で五人、三島と伊東、掛川の三市で各三人、沼津と富士の両市で各二人、焼津と裾野の両市で各一人。このうち八人の感染経路が分かっていない。
 クラスターが発生した沼津市の接待を伴う飲食店「Blue moon(ブルームーン)」では新たに三人が判明し、感染者は計二十三人になった。伊東市のバーでは新たに一人の感染が明らかになり、感染者は計九人になった。
 静岡市の発表は二十七人。新たなクラスターでは、二十二日までに従業員一人と客一人の感染が判明しており、二十五日に新たに従業員二人とアルバイト一人の計三人の感染が明らかになった。このうち詳細の分かった従業員の一人は二十代女性、アルバイトは十代女性。市によると、従業員、客ともにマスクをしない状態が夏以降、常態化していたという。
 静岡市では十一月に入り、八件のクラスターが発生し、このうち六件がカラオケや接待を伴う飲食店。
 静岡済生会総合病院(駿河区)のクラスターでは、新たに患者五人と医療技術者一人の陽性が判明し、感染者は計三十三人になった。患者五人は七十代の男性三人と、六十代、九十代の女性二人。この六人はいずれも、感染が広がった二つのフロアに入院、勤務していた。十八〜十九日の検査で陰性だったが、再検査で陽性だった。再検査での陽性判明は計十一人で、三分の一を占める。
 浜松市は八人。二十四日に三十七人のPCR検査を実施し、四人の陽性が判明。市内の医療機関から四人の感染報告があった。
 市によると、浜北区の二十代男性会社員ら四人が感染者の濃厚接触者や接触者。中区の三十代男性会社員と四十代女性アルバイト、天竜区の高齢男性の三人は感染経路が不明。市内の医療機関の検査で陽性が判明した磐田市の十代の女性会社員は、県西部保健所が濃厚接触者などの調査をしている。
 県によると、二十五日正午現在で、新型コロナ患者向けに確保している病床は三百三十九床で、百五十五人が入院。病床使用率は45・7%。重症者は四人。 (高橋貴仁、佐藤裕介)

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