第2戦“先発今村”で日本シリーズの行方は見えていた タカを意識しすぎた巨人投手起用【大島康徳評論】

2020年11月25日 23時21分

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日本シリーズ第2戦、2回表1死、甲斐に中越えソロを浴びる今村=11月22日

日本シリーズ第2戦、2回表1死、甲斐に中越えソロを浴びる今村=11月22日

  • 日本シリーズ第2戦、2回表1死、甲斐に中越えソロを浴びる今村=11月22日
◇25日 SMBC日本シリーズ第4戦 ソフトバンク4―1巨人(ペイペイドーム)
 ソフトバンクが日本シリーズ史上初となる2年連続スイープで巨人を破り、4連覇を達成した。両リーグ王者の激突にもかかわらず、圧倒的な差がついた要因はどこにあるのか。本紙評論家の大島康徳さんは「ソフトバンクを意識しすぎた巨人の投手起用」をポイントの一つに挙げた。
 それが、第2戦の「先発・今村」だという。ソフトバンクには柳田、周東、栗原、中村晃と左の好打者が並ぶ。大島さんは「左をどう抑えるかがテーマではあるが、意識し過ぎたことが第2戦の今村先発になった」と推察。結果は2回途中4失点。シリーズの行方が早々に見えた分岐点だったという。
 「私なら(第1戦から)菅野、サンチェス、戸郷の順」と大島さん。しかし、相手打線の脅威への対応を優先して、第2戦では左腕今村が先発。戸郷はシリーズを通してブルペン要員だった。大島さんは「(ブルペンの)中にも不安があった。戸郷がいないと抑えられないと考えたのだろう」と、これもソフトバンク打線に対する意識が強すぎるがゆえの投手起用だったと指摘した。
 『強いソフトバンク』を過剰に意識した投手起用によって、チームの歯車を狂わせることになったようだ。

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