デジタル教科書「分かりやすい」 英語の公開授業

2020年11月26日 05時00分 (11月26日 10時30分更新)
英語の公開授業でデジタル教科書を使って単語の発音を聞く児童=朝日町さみさと小で

英語の公開授業でデジタル教科書を使って単語の発音を聞く児童=朝日町さみさと小で

  • 英語の公開授業でデジタル教科書を使って単語の発音を聞く児童=朝日町さみさと小で

◇朝日・さみさと小

 文部科学省の学習者(児童)用デジタル教科書実証研究の指定校になっている朝日町さみさと小学校で二十五日、六年生の外国語科の公開授業があった。児童たちは音が出るデジタル教科書の長所を活用し、英語の会話などを練習した。
 同町は県内に先駆けて同校とあさひ野小にデジタル教科書を導入。両校は全国で他に三校しかない、本年度指定校になっている。研究ではデジタルが紙の教科書に代替できるかや、効果的な使い方などを探っているという。
 公開授業で児童二十四人は、英語専科教員の金森忍さん、外国語指導助手のアダム・イワモトさん、外国語授業支援員の浅水ゆみさんから指導を受けた。児童はデジタル教科書ですごろくのようなゲームをして耳を英語に慣らした。基本的な単語や文を教えてもらい、自分で伝えたい内容の英語表現を考えた。三連休に行った場所、やったこと、感じたことを隣席の友人と英語で伝え合った。
 高岡市のショッピングモールで買い物をし、楽しかったことを英語で話した川口華奈美さん(11)は「分かりづらい単語もタブレットで何度も聞けるから分かりやすい。英語は大好き」と話した。
 文科省の研究チームの一員で、英語教育が専門の朝日大(岐阜県瑞穂市)の亀谷みゆき准教授は「英語の練習に終わらず、相手を知り、自分を知ってもらう言語活動の授業で良かった。デジタル教科書の音を活用していた」と評価した。
 公開授業に先立ち、同省初等中等教育局教科書課の度会友哉課長補佐による説明会があり、県内外の教育関係者三十人余がデジタル教科書の現状や今後の見通しについて聞いた。 (松本芳孝)

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