わら細工 お母さんに見せたい 氷見の児童が伝統工芸体験
2020年11月26日 05時00分 (11月26日 10時27分更新)
氷見市の義務教育学校「西の杜(もり)学園」の四年生十六人が二十四日、校区にある床鍋地区の伝統工芸わら細工を体験した。
指導したのは、床鍋地区で正月飾りなどわら細工を手掛ける有坂ヤイコさん(86)ら七十〜八十代の女性六人。昨年までは学園に統合となった旧速川小学校で教えてきた。
体育館に集まった児童らを前に有坂さんは「ねんごろに教えたいと思います」とあいさつ。中舘(なかだち)直浩校長は「地域の人たちとの交流も楽しみましょう」と話した。
児童らは、切りそろえて用意されたわらを編んで甲羅を作り、縄で輪郭を整えて亀に仕上げた。堂田悠生(ゆうき)君(10)は「難しかった。お母さんに見せたい」と話した。 (小畑一成)
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