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1Fごと1秒ずつペース上昇 デアリングタクトは本当に賢い…最後の追い切り秋華賞と全く同じ時計【松山弘平ジャパンC手記】

2020年11月26日 07時00分

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松山を背に栗東坂路で追い切るデアリングタクト

松山を背に栗東坂路で追い切るデアリングタクト

【松山弘平ジャパンC手記】
 注目の一戦となったジャパンC(JC)。今年、史上初の無敗での牝馬三冠を達成したデアリングタクトが出走する。主戦の松山弘平騎手(30)=栗東・フリー=が今週、レースへの思いを毎日、手記をしたためます。
 ◇  ◇  ◇
 デアリングタクトの最終追い切りが無事に終わりました。いつも通り、レース当週は坂路。全くの馬なりで、時計は全体(4F)が54秒7で、ラスト1Fが12秒7でした。これは両方とも秋華賞の最終追い切りと全く同じ時計。これくらいの数字を目安にしていたので、まさに予定通りの調教ができたのですが、驚いたのがその中身です。
 最初の1Fが15秒0、その次の1Fが14秒0、さらに3F目が13秒0。まるで測ったように、1Fごとに1秒ずつペースを上げていました。ボクの調教技術と言いたいところですが、そうではなく、自分は何もせず馬にまたがっていただけ。デアリングタクトが自分でそういう走りをしたんです。本当に賢い馬だなと改めて思いました。
 時計自体は前走と同じであっても、状態は間違いなく前回より上向いています。軸が全くぶれないので、いつまでも乗っていたいな、と思えるような本当に素晴らしい動きでした。さらに、精神面においても入れ込むようなところがありません。相手はさらに強力になりますが、状態面に不安がなく臨めるのは、自分にとって心強いです。追い切りを終え、レースが一段と楽しみになりました。
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