加賀丸いも 3万円 金沢、初競り プレミアム2個 最高額

2020年11月20日 05時00分 (11月25日 10時32分更新)

過去最高額で落札された加賀丸いもの「プレミアム」を掲げる鍔裕加里さん(手前)と川村浩司さん=20日午前、金沢市中央卸売市場で(西浦梓司撮影)


 石川県能美、小松両市特産の「加賀丸いも」の中で特にサイズが大きくて形が美しい「プレミアム」の初競りが二十日、金沢市西念の市中央卸売市場であった。二個入りの一箱(一個約六百グラム)が過去最高額の三万円で落札された。
 金沢市寺町の料亭「つば甚」が落札した青果会社を通して購入。同店の若女将鍔(おかみつば)裕加里さん(34)は「地元の食材をお客さんに楽しんでもらいたい」、料理長の川村浩司さん(51)は「粘りが強く食感もしっかりしているので、お吸い物に使う」と話した。
 加賀丸いもは二〇一六年、地域ブランドを保護する国の「地理的表示保護制度(GI)」に登録され、能美、小松両市の二十六軒の農家が生産に励んでいる。一七年に贈答品向けに商品化されたプレミアムは、Lサイズ(四百五十〜六百グラム)で最上級の規格「特秀」の中から厳選されたもの。初めて競りが行われた一八年と二回目の一九年はいずれも二万円で落札された。
 今季は十一月から来年三月ごろまでに、約百トンの出荷が見込まれている。その内の3%ほどが、Lサイズの特秀という。

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