【富山】「ひみ寒ぶり」宣言 181本出荷 13キロ台も

2020年11月22日 05時00分 (11月25日 10時28分更新)

水揚げされた「ひみ寒ぶり」=21日午前6時51分、富山県氷見市で(武田寛史撮影)


 富山湾の冬の味覚として人気が高いブランド魚「ひみ寒ぶり」の出荷宣言が二十一日、富山県氷見市で出され、ブリ漁の本格シーズンが始まった。氷見魚市場には、ひみ寒ぶり百八十一本が並び、仲買人が次々と競り落とした。出荷は十二月に最盛期を迎える。
 ひみ寒ぶり宣言は昨シーズンより一日遅い。初日のひみ寒ぶりは重さが平均九・五キロ。大きいものは一三キロ台も。市内鮮魚店の男性は「丸々と太って形の良いブリもあった。いよいよシーズン的に取れる時期。水揚げに期待」と話した。
 宣言時期は、仲買人らで構成する判定委員会が魚の大きさや質、量から判断する。ひみ寒ぶりの出荷基準は重さ六キロ以上。
 横浜市から訪れた上野栄一さん(81)と妻ヱイ子さん(77)、三男の栄治さん(48)は競りを見学。栄一さんは「ブリが並んで活気があった。脂の乗った刺し身が楽しみ。宣言の日で良かった」と話した。
 魚市場近くの道の駅「ひみ番屋街」の鮮魚店では一万八千〜五万九千円台で販売された。
 昨シーズンは二月一日に出荷が終了。累計本数は一万七千六百四十六本の三年連続の不漁で今シーズンに期待される。
 県水産研究所は、今シーズン(十月〜来年三月)の県内の漁獲量について、三歳以上(体重七キロ以上)を平年並みの百四十トンと予測している。(武田寛史)

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