中部縦貫道 全通後描く 大野・有終南小 図画で機運盛り上げ
2020年11月25日 05時00分 (11月25日 09時37分更新)
中部縦貫自動車道をテーマにした図画制作が、大野市有終南小学校であった。六年生の六十八人が、色鉛筆で地元の名所などを交えて作品を仕上げた。
全線開通に向けた機運を盛り上げようと、県が主催した。テーマは「高速道路が完成した未来」と「建設現場でがんばる人たちへ」。児童らは、中部縦貫道の周りに整備中の道の駅「越前おおの荒島の郷」や越前大野城などを配置し、全通後に思いを巡らせながら絵を描いた。
図画は県内の小学五、六年生を対象に、来年一月二十二日まで募集している。完成した作品は来年二月ごろ、福井市と大野市の展示会で紹介する。中部縦貫道のPR素材としても活用する。
中部縦貫道は、大野油坂道路の大野インターチェンジ(IC)−和泉IC間(一九・五キロ)が二〇二二年度に開通予定。県内区間は残りの和泉IC−油坂出入口間(一五・五キロ)が未定となっている。 (山本洋児)
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