吉田正選手 地元福井に勇気  パ・リーグ首位打者 市長たたえる

2020年11月25日 05時00分 (11月25日 09時28分更新)
吉田選手(左)に花束などを贈り、活躍をたたえる東村市長=24日、福井市役所で

吉田選手(左)に花束などを贈り、活躍をたたえる東村市長=24日、福井市役所で

  • 吉田選手(左)に花束などを贈り、活躍をたたえる東村市長=24日、福井市役所で

 プロ野球パ・リーグで初の首位打者に輝いたオリックスの吉田正尚(まさたか)選手(27)=敦賀気比高出身=が二十四日、故郷・福井市の東村新一市長にタイトル獲得を報告した。球界を代表する打者に成長した吉田選手を市役所で迎えた東村市長は「コロナ疲れがある市民に勇気と感動を与えてくれた」と感謝し、活躍をたたえた。 (長谷川寛之)
 吉田選手は今季、全百二十試合に出場し、3割5分の打率を残した。本塁打数は昨季より15本少ない14本にとどまったが、八月十一日のソフトバンク戦から九月六日の楽天戦まで二十四試合連続安打を放ち、球団の先輩イチローさんの記録を抜くなど、中軸として打ちまくった。
 この日は、小学生時代に所属した麻生津ヤンキース(福井市)の小谷誠二監督、後援会長の清水智信県議とともに市役所を訪問。昨季は2位(3割2分2厘)に甘んじた首位打者争いを「今季は最後まで粘って、獲得できた」と喜び「三年連続で全試合出場もできた」と笑顔を見せた。
 通常とは異なるコロナ禍でのシーズンを「開幕が遅れ、どうなるかと思ったけれどコンディションを整え、けがなく一年間戦えたのが良かった」と振り返った。来年の東京五輪では侍ジャパン入りが期待される。「一つの目標でもある。そのためにも、もう一度しっかりと体を鍛えていきたい」と力を込めた。
 東村市長は、バットを振る吉田選手の姿を県産材で彫った記念のトロフィーと花束を手渡し、好成績をたたえた。母校・麻生津小の六年生からビデオメッセージも届き、児童たちは吉田選手の代名詞であるフルスイングの動きを交えて「コロナで大変だけど体に気を付けて頑張ってください」とエールを送った。

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