福井市 ふるさと納税額伸びる 前年度比2倍近くの勢い

2020年11月25日 05時00分 (11月25日 09時28分更新)

 新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり需要」や返礼品の充実により、福井市へのふるさと納税が伸びている。二〇二〇年度の納税額は、前年度の二倍近い六億円となる勢い。市は一般会計補正予算案に「ふるさと納税推進事業」として七千六百四十九万円を計上。返礼品の調達費やふるさと納税ポータルサイトの利用料に充てる。
 市まち未来創造課によると、全国で臨時休校や在宅勤務が広がった四、五月は納税額ベースで前年度の三倍まで増えた。四月下旬、寄付の使い道に「コロナ対策」を追加したことも押し上げ要因の一つ。返礼品の申し込みとともに、メッセージ欄に「大変ですが、頑張ってください」などの書き込みもあったという。
 市内事業者の支援策として、登録を呼び掛けたことも奏功した。コロナ禍でダメージを受けた事業者からの問い合わせが相次ぎ、本年度は十月末までに二十五事業者が新規登録し九十事業者に。返礼品は二百三十二品の大幅増で、五百九十八品となった。
 十二月は、ふるさと納税の駆け込み需要が見込まれる季節。冬の味覚の王者・越前がにやブランド米「いちほまれ」、アウトドア用品が人気という。一九年度の納税額は三億一千七百二十八万二千円だった。 (北原愛)

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