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ワインで彩る絵画 敦賀の喫茶店 滋賀の画家作品展

2020年11月25日 05時00分 (11月25日 09時27分更新)
ワインや水彩絵の具で描いた高島さんの絵画作品

ワインや水彩絵の具で描いた高島さんの絵画作品

  • ワインや水彩絵の具で描いた高島さんの絵画作品
  • ワインやコーヒーなどを使って反物に色付けしていく高島さん=いずれも敦賀市東洋町で

 敦賀市東洋町の喫茶店「チモトコーヒーショッププラザ萬象店」で、絵の具をワインで溶いたり、ワインそのものを使った画法で米国やフランスで活躍する画家高島優さん(37)=滋賀県長浜市森町=の作品展が開かれている。ワインにより絵の具の伸びが良くなり、滑らかな線が描けるようになるという。二十九日まで。
 高島さんは二〇〇八年にワインバーを開業した。イベントでのワイン紹介を考えているうちに、ワインを使った絵を思い付いた。一七年に画家としてデビューし、昨年は仏・パリの著名な展覧会「サロン・ドートンヌ」で入選した。
 プラザ萬象店には、高島さんが小学生のころから親に連れられて通った。その縁で今回、展覧会を開くことになった。会場に絵を並べた時にコーヒーの香りに誘われ、コーヒーを加えた制作も試みることにした。
 取材に訪れた今月十七日、シルクの反物に絵を描く即興制作を披露。チリ産赤ワインとオーストリア産白ワインのボトルを一本ずつ、淹れ立てのレギュラーコーヒー一杯を使用。
 十二メートルの反物を広げると、ワインを滴らしたり、水彩絵の具やコーヒーを混ぜて小筆で曲線を描いたりして一心不乱に描き上げた。淡い赤の色彩がにじみ、温かみのある作品に様変わり。この反物は着物やドレスに仕立てられるという。
 高島さんは「コーヒーはワインよりもさらに伸びが良く、作品のバリエーションを増やしてくれそう。昔から通っている店で描けたのもうれしい」と手応えを感じていた。
 同店に展示している絵画は、作家としてデビューした一七年前後の六点。抽象画、花や顔などをモチーフにした作品。いずれも画材にワインと水彩絵の具などを使い、鮮やかに仕上げている。店の営業時間は午前九時半〜午後五時。月曜定休。(問)チモトコーヒーショッププラザ萬象店=0770(25)0900 (高野正憲)

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