紙幣まで消毒 念には念?やりすぎ?

2020年11月25日 05時00分 (11月25日 05時01分更新) 会員限定
しょっちゅう触る紙幣。どう注意すれば…

しょっちゅう触る紙幣。どう注意すれば…

  • しょっちゅう触る紙幣。どう注意すれば…
 新型コロナウイルスの感染拡大で、紙幣用の消毒装置の発売が相次いでいる。付着したウイルスはすぐには感染力を失わないため、リスクを抑えたい金融機関や医療機関などへの導入を想定。だが、紙幣が市中に流通すれば、再びウイルスが付く可能性はある。一般の人は財布を出入りするお札に、どの程度気を付ければいいのか。 (古川雅和)
 日立オムロンターミナルソリューションズ(東京都)が開発したのは、紙幣に付着したウイルスを高速で除去する装置。強力な紫外線を紙幣の表裏に照射し、一分間に千枚の処理が可能だ。愛知医科大の小松孝行准教授(ウイルス学)の実験で、新型コロナと似た構造のウイルスの99%以上が不活化した。
 紙幣を数える海外向けの処理機を扱っていた同社。中国の金融機関で行われていた紙幣の消毒作業をヒントにした。「金融機関で紙幣を数える従業員の感染防止のためだが、顧客にも消毒された紙幣が渡る」(経営企画部)。一台三百五十万円前後で本年度中に世界で千台の販売を目指し、現金自動預払機(ATM)への組み込みも検討している。一度に大量の紙幣を処理できるため「大型商業施設、現金を運ぶ警備会社などでも活用できる」(同)と...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

PR情報

特報の新着

記事一覧