中日・大野 開幕ダッシュへ“前倒し”始動! 沢村賞受賞で注目度上昇 「もっとしっかりしないと」
2020年11月25日 06時00分
“前・前倒し”の超速トレだ。中日・大野雄大投手(32)が24日、ナゴヤ球場でトレーニングした。沢村賞受賞決定から一夜明けた左腕の目線はすでに来季。今季より約10日間早い沖縄自主トレを行い、そのまま沖縄キャンプに突入するプランを明かした。開幕スタートダッシュに失敗した今季の反省を生かす。
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注目度の上昇は、背負う責任の重さに対する自覚と比例する。「ボクはそういうタイプです」と大野雄。最優秀防御率と最多奪三振の2冠、そこに沢村賞が加わって「もっとしっかりしないと」と気を引き締める。では、何をするのか。
意識はスケジュールを動かす。年明けの三が日を地元・京都でゆっくり過ごしたら、恒例の大文字山を駆け上がる。恒例行事を終えれば、前倒しは一気に加速する。
今季コロナ禍で日程変更になる前、開幕は3月20日の広島戦(マツダ)に設定されていた。その時でさえ、沖縄へ飛んだのはチームより早い1月20日だった。来季の開幕は3月26日の敵地・広島戦。来季の開幕は今季より1週間遅くなったが、沖縄へ飛ぶのは約10日早める。来年1月、今季のスケジュールからさらに前倒しとなる。
すべては開幕ダッシュを果たすため。今季、開幕から1カ月間で登板5戦で0勝3敗、防御率4・04だった。これを劇的に変えたい。
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