帝京・前田監督 木内監督との沖縄国体の思い出『やっつけよう』と居酒屋でボトルをカラに…

2020年11月24日 21時59分

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常総・木内監督(右)と握手する帝京・前田監督1989-08-05

常総・木内監督(右)と握手する帝京・前田監督1989-08-05

  • 常総・木内監督(右)と握手する帝京・前田監督1989-08-05
 取手二高や常総学院高(ともに茨城)の野球部監督を歴任し、春1回、夏2回の甲子園優勝に導いた木内幸男さんが24日、肺がんのため死去した。89歳だった。
 帝京高(東京)を率いて春夏の甲子園で3度優勝、通算51勝の前田三夫監督(71)は「お元気と思っていたので、ショックです。常総学院の監督のときは夏の大会前に毎年、練習試合をさせていただきました。野球のことは鋭くて読みが深く、ものすごく勉強になった」と故人をしのび、「ひょうきんな人で、『前田監督ほど長靴が似合う人はいない』なんて、言われたこともある。思い出すのは、沖縄の国体。宿舎の玄関で木内さんが僕を待っていて、『どうしてもやっつけたいものがあるから手伝ってくれ』と言い、連れて行かれたのが居酒屋。木内さんがボトルを入れていて、それを『やっつけよう』と言われて。そんなこともありました」と、明るい人柄だった木内さんの思い出話を明かした。
 また、横浜高の元監督で、春夏合わせて甲子園5度優勝、通算51勝の渡辺元智さん(76)は「寂しい限りです。投手のワンポイントを使ったり、考えたことをズバズバやっていく決断力がすごかった。木内マジックと言われますが、人間くさい野球。強い印象はないが、負けない野球をする。甲子園で常総学院と試合したことはありませんが、ずいぶん親しくさせていただきました。着飾らない人で包容力もあった。高校野球のために、木内野球をもっと語っていただきたかった」と、語った。

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