ミカンの皮で「エール愛」 28日から湖西の道の駅に作品展示

2020年11月25日 05時00分 (11月25日 05時03分更新)
作品に込めた思いを語る土屋清孝さん=湖西市白須賀で

作品に込めた思いを語る土屋清孝さん=湖西市白須賀で

  • 作品に込めた思いを語る土屋清孝さん=湖西市白須賀で
 湖西市新所岡崎梅田入会地の土屋清孝さん(69)が、ミカンの皮でNHK連続テレビ小説「エール」をテーマにしたアート作品を完成させた。二十八日から十二月六日まで、同市白須賀の道の駅「潮見坂」に飾る。 (鈴木太郎)
 作曲家・古関裕而(こせきゆうじ)さん役の窪田正孝さん、妻・金子(きんこ)さん役の二階堂ふみさんの顔を両脇に配置。金子さんの出身地で、土屋さん自身も生まれ育った愛知県豊橋市の名物、ヤマサちくわやボンとらやのどら焼きを五線譜の中にデザインした。裕而さんの出身地、福島県にちなみ「フクシマニエール(福島にエール)」のメッセージを添えた。
 縦六十センチ、横百二十センチの大作で、甘夏とシークヮーサーの皮を乾燥させた後、アイロンで成形し、防水ニスで固めてアクリル絵の具で着色した。過去に使った作品の一部を再利用し、一カ月かけて完成させた。
 土屋さんは刑務官を定年退職後、自身で発明した皮むき器でむいたミカンの皮が花に見えたことがきっかけに制作を始めた。これまでに大河ドラマの「麒麟(きりん)がくる」や井伊直虎など、世間の話題にちなんだ十作品以上を手掛けている。
 「エール」の内容に感銘を受けていた土屋さん。作品数が増えて制作の引退も考えていたが、二十七日の最終回を前にさみしさを感じ、居ても立ってもいられず作り上げた。「豊橋出身者として思い入れが強いドラマだった。作品が自分と同じくエールロスになった人の慰めになれば」と笑顔を見せる。
 十二月十二日以降は竜ケ岩洞(浜松市北区)でも展示する。

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