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【「あなた」のお医者さん】34、高齢者は「フレイル」防げ 

2020年11月24日 05時00分 (11月24日 11時56分更新)
 高齢者は肺炎や骨折をきっかけに寝たきりになることがあります。そのリスクを高めるのが「フレイル」と呼ばれる状態。体重減少▽歩く速度が遅くなる▽握力の低下▽疲れやすい▽外出の機会が少ない−の五項目のうち三項目以上が当てはまるとフレイルです。
 フレイルは、加齢に伴う心身や生活の変化が重なりあって起こります。複数の持病で体の機能が下がる、認知症や気分の落ち込みから活動が減って体力が低下する、社会参加が減って心身が活発でなくなるといった変化です。
 早めに手だてを講じればフレイルは予防することができます。例えば、歯で食べ物をかむ力が低下すると、食事は柔らかい麺やパンなど炭水化物に偏ります。タンパク質・ビタミンが不足して筋肉が減り、骨も弱くなります。歯の治療や骨粗しょう症を防ぐ治療がフレイル予防につながります。
 もうひとつ、高齢者に気を付けていただきたいのが薬の管理です。持病が複数になると、複数の医療機関で薬をもらい、数も増えて飲み合わせが悪くなることがあります。医師に「お薬手帳」を見せて飲んでいる薬を伝えることが大事です。何冊も持っている方がいますが、併用する薬が分かるよう一冊にまとめましょう。...

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