中日・根尾昂は前へ、前へー投手に圧を与える姿を体得する

2020年11月24日 10時28分

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6回表1死、根尾が左翼線打を放つ=23日、天福球場で

6回表1死、根尾が左翼線打を放つ=23日、天福球場で

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◇連載企画「若竜、実りの秋へ」④
 前へ、前へ―。打席に入れば、常にその意識を忘れない。走攻守のレベルアップを掲げる根尾昂内野手(20)。打力の向上に向け、宮崎で取り組むテーマを一つに絞った。
 「打席で『受ける』のではなく、投手に向かっていく。この秋はとにかくそこに集中してやっています」
 16日の練習日。野手でただ1人、練習会場に姿をみせた。波留2軍打撃コーチとマンツーマンでの練習。パンチを繰り出す身ぶりをみせる波留コーチから熱い助言が飛ぶ。「人をなぐる時は一度体を引いてから前に出る。そうじゃなきゃ投手は怖さを感じない」
 死球への恐怖を振り払い、投手に向かって踏み込む。体を突っ込むのではなく、いつでも打てる準備をすること。見逃す1球1球でも相手にプレッシャーを掛けられる。「今までも意識してやっていたんですけど、これまで以上に、です」。イメージを体でしっかり表現できるように、実戦の中で試行錯誤する。
 目指す将来像は長打も打てるアベレージヒッター。今季はウエスタン・リーグで5本塁打と、昨季よりも100打席少ない中で3本増やした。それでも「まだまだです」。満足はしていない。
 「2死からでも点を取ろうとなると長打は欠かせない。ナゴヤドームでもホームランを含めて長打が打てるように、強い打球を打てる選手にならないといけないと思ってます」
 ここまでみやざきフェニックス・リーグで7試合に出場し、27打数5安打の打率1割8分5厘。数字として結果が出なくても、とにかく意識は前へ。1軍での活躍を目指し、打席での姿勢と同じように前に向かうしかない。
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