造園家・中根さん庭園に思いはせ 湖西

2020年11月24日 05時00分 (11月24日 05時02分更新)
中根金作さんが設計した公園の説明を受ける参加者ら=湖西市新居町で

中根金作さんが設計した公園の説明を受ける参加者ら=湖西市新居町で

  • 中根金作さんが設計した公園の説明を受ける参加者ら=湖西市新居町で
 磐田市出身で、世界的な造園家の中根金作(きんさく)さん(一九一七〜九五年)が手掛けた庭園などを巡るツアーが二十三日、湖西市新居町で開かれた。参加者十七人は、中根さんが設計した公園などを巡りながら、思いをはせた。
 中根さんは、国内外で三百の庭園を手掛け、金閣寺や銀閣寺、二条城の庭園修復も担当した。足立美術館(島根県安来市)庭園を造園したことでも知られている。湖西市新居町内でも四十事業に携わり、町の景観づくりなどに影響を与えている。
 ツアーは、有志の市民らでつくる「湖西市新居・中根庭園を研究する会」が主催。会員四人が案内役になり、駅西公園や駅前公園から出発して、新居文化公園や浜名川沿いの新柏公園、親水公園を歩き、老人福祉センター中庭などを巡った。
 参加者たちは、会員から公園の設計図、イメージ図などを見せてもらいながら、造成した当時の様子を説明してもらった。中根さんは町の歴史などを理解し、地元伝統の手筒花火をモニュメントにして表現していることや、石垣が美しく組まれていることなどの解説もあった。
 島田市の川中正義さん(77)は「中根さんの庭は、設計の基礎がしっかりしているからだと思うが、見ていて落ち着く感じがする」と話した。ツアーは十二月二十日にも開催される。(問)中根庭園を研究する会=090(6090)6716 (桜井祐二)

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