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致死率高い猫伝染性腹膜炎 福井の坂井さんが支援金呼び掛け

2020年11月24日 05時00分 (11月24日 05時00分更新)
「猫伝染性腹膜炎」と診断されたメリを抱く坂井さん=福井市で

「猫伝染性腹膜炎」と診断されたメリを抱く坂井さん=福井市で

 福井市の会社員坂井彩さんが病気を抱える愛猫のメリ(雌、1歳)を治療するためインターネットのクラウドファンディングで29日まで支援金を募っている。メリが抱える猫伝染性腹膜炎(FIP)は、致死率が100%近いと言われる病気。坂井さんは「メリは大切な家族。簡単に命を諦めたくない」と協力を求めると共に、「この病気に理解を深めてほしい」と話している。 (波多野智月)
 FIPは猫コロナウイルスが原因となり、胃や肝臓を包む腹膜に炎症が起きる。発症すると数日から数カ月で死に至るとされる。日本では延命のための対症療法しかできず、治療には海外製の高額な薬を投与する必要がある。
 メリは八月、ホームセンターのペットコーナーで格安で売られていたのを坂井さんに引き取られた。「痩せて食事もほぼ取らず、今思えば少しおかしかった」。二週間ほどして避妊手術を受ける際、獣医師から腹部に水がたまるなどFIP特有の症状が出ている、と告げられた。数日後に受けた遺伝子検査も陽性で、確定診断を受けた。
 「ショックで何も考えられなかった」と坂井さん。必死に治療法を調べ、薬があることが分かったが、一回一万円以上する薬を三カ月にわたって...

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