バトン「区切り」の舞 鞍月のクラブ 大会中止受け発表会

2020年11月24日 05時00分 (11月24日 05時02分更新)
バトンを回し息の合った演技を見せる6年生=金沢市鞍月小で

バトンを回し息の合った演技を見せる6年生=金沢市鞍月小で

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 鞍月児童館バトントワリングクラブ(金沢市)の発表会が二十三日、同市鞍月小学校の体育館で開かれた。三十五年の歴史がある強豪クラブだが、発表会を開くのは初めて。新型コロナウイルスの影響で、県大会や全国大会が中止になる中、小学六年生と中学三年生の区切りになるようにと開催された。 (戎野文菜)
 舞台に立った小学三年生から十九歳までの四十四人全員が全国大会の経験者。バトンやリボンを巧みに操り、ディズニーなどの楽曲に合わせて、練習の成果を披露した。ぴたっと息の合った軽快な演技に会場は沸いた。
 両手で二本のバトンを回す「トゥーバトン」や、投げたバトンを片足を軸に前転してキャッチする「イリュージョン」など、難易度の高い技を次々と決めた。
 全国三連覇を果たした六年生八人は、バトンを投げた後に足を上げて横に二回転し、再びキャッチする「ダブル」に挑戦した。夏から練習してきたが、全員ができるようになったのは発表会の直前だったという。
 午前と午後の二回公演で、八人全員が見事に成功させた。リーダーで鞍月小六年の角海(かくみ)明香さん(12)は「あれが一番うれしかった。今まで頑張って練習してきた成果を見てもらえた」とはじけるような笑顔で話した。
 自身もクラブの卒業生で振り付けなどを指導している島沙織さん(33)は「この発表会を最後に引退するメンバーもいる。今後、コロナの状況で大会があるかどうかは分からないけど、人前で演技する機会を少しでもつくっていきたい」と話していた。

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