「もうプロとアマの差はない。強い者が勝つ」学生によるV争い…女子に遅れること数年、男子にも新時代到来【記者の目】

2020年11月23日 14時07分

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18番グリーン横で金谷と石坂の熱戦に拍手を送る学生ら

18番グリーン横で金谷と石坂の熱戦に拍手を送る学生ら

  • 18番グリーン横で金谷と石坂の熱戦に拍手を送る学生ら
◇22日 男子ゴルフ ダンロップ・フェニックス最終日(宮崎市・フェニックスCC)
 初めて見る光景だった。トーナメント最終日はたいてい18番グリーン横に優勝者の仲間のプロたちが祝福しようと待ち構える。しかし、今回はプロが1人もいない。代わって陣取っていたのは、アマチュアの大学生たちだった。
 金谷は10月まで、石坂は昨年12月まではアマだった。今大会に出場したアマ選手たちと実力を競い、ゴルフ場を離れれば一緒にファミレスに行って、スマホを横にハンバーグと大盛りライスを食べながらゴルフ論をたたかわせていた。また、今でも金谷は大学の仲間と一緒に行動している。
 学生アマの実力は年々上がっている。今大会も4人全員が予選を通り、最終日は米沢蓮(東北福祉大3年)が全選手中のベストスコアとなる63を出して、中島啓太(日体大2年)とともに8位に入った。中島は前週の大会で3位になり、10月の日本OPでは杉原大河(東北福祉大3年)と河本力(日体大3年)が最後まで優勝を争った。
 筋トレでしっかりと体をつくり、練習量も豊富な彼らは「もうプロとアマの差はない。強い者が勝つ」と口をそろえる。
 国内では女子で先に選手の低年齢化が進み、今は20歳前後の選手が主力になり、ツアー人気を呼んでいる。学生選手を中心に数年遅れてその流れに追いつきつつある男子も確実に新しい時代を迎えている。(大西洋和)

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