サッカー米プロリーグ 1年目終える  飯田(北陸高出身) 

2020年11月23日 05時00分 (11月23日 09時46分更新)
ドリブルで相手選手をかわす飯田(左)。米プロリーグでの1年目は悔しいシーズンとなった=飯田昴大提供

ドリブルで相手選手をかわす飯田(左)。米プロリーグでの1年目は悔しいシーズンとなった=飯田昴大提供

  • ドリブルで相手選手をかわす飯田(左)。米プロリーグでの1年目は悔しいシーズンとなった=飯田昴大提供

 経験生かし来季へ 「自分もやれる」自信

 サッカーの米国プロリーグ・USLチャンピオンシップで、北陸高出身の飯田昴大が一年目のシーズンを戦い終えた。新型コロナウイルスが猛威を振るい、例年と異なる短いリーグ戦でけがも重なった。出場6試合で0得点、0アシスト。結果も出なかった。コロナ禍による難しさを感じた経験を来季へと生かす。
 国内二部相当とされるリーグは三月に開幕したが、新型コロナの影響ですぐに中断。形式を大きく変え、七月に再開した。本来は三十五チームを東西に分け、ホームアンドアウェーで対戦するが、今季は近辺の五チームを中心にリーグ戦を行い、上位二チームがプレーオフに進出する形式となった。試合数も15ほどで、例年の半分になった。
 世界で最も感染者数が多い米国では、リーグ再開後も国内の新規感染者数が五〜七万人で推移。リーグのルールで週に二回PCR検査を受け、外食も禁止となる中、所属チームから感染者が出た。「私生活のストレスはプレーに影響する。何か触ったら手を消毒するなど、できる限りの対策をしてそれを信じた」。真摯(しんし)に準備を進め、再開してすぐにスタメンを勝ち取った。
 しかし、試合開始早々に右膝を負傷。二カ月の離脱を余儀なくされた。「監督が使ってくれて調子も良かった。こんなところでけがするか、と思った」。リーグ戦は三試合を残して復帰したが、いずれも途中出場だった。一、二年後に一部相当のメジャーリーグに行くのが目標。「今年結果が出ないのが悔しかった」
 チームは五チーム中4位に沈んだ。出場機会が限られた一方で、収穫も得た。個人の打開力が高いリーグでも「自分もやれるって感じた」。チームから契約更新の話もあり、来季もこのリーグでの戦いを続ける。悔しさは十分味わった。うっぷんをピッチで晴らしたい。 (谷出知謙)

 いいだ・こうだい 石川県野々市市出身。ドリブル突破が武器の攻撃的MF。北陸高、山梨学院大を経て渡米。現地のアマチュアリーグで2年間プレーし、2019年にカナダでプロデビューした。今季は米国オクラホマ州のOKCエナジーFCでプレーした。25歳。


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