決定戦で敗れた照ノ富士「目標は達成できたと思うけど、悔しいっす」足は限界、引きずるように花道を下がる

2020年11月23日 06時00分

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貴景勝を浴びせ倒す照ノ富士

貴景勝を浴びせ倒す照ノ富士

  • 貴景勝を浴びせ倒す照ノ富士
◇22日 大相撲11月場所千秋楽(東京・両国国技館)
 本割で見せたすさまじい気迫だった。元大関の小結照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=は本割で大関貴景勝を押しつぶさんばかりに浴びせ倒した。「思い切っていくだけと思ってたんで。思い通り取れた。今できることを精いっぱいやったかな」。逆転優勝へ大きな関門をクリアした。
 だが力尽きた。両膝には古傷を抱えている。決定戦で敗れると、足を引きずるようにして花道を下がっていった。
 「場所前から、とりあえず二桁という目標を持って上がってたんで。目標は達成できたと思うけど、悔しいっす…」。そう言って唇をかんだ。
 3回目の優勝は逃したが、来場所以降へつながる価値ある13勝。大関とりの起点は確実にものにした。照ノ富士も気持ちを切り替えるように「来場所につながるんじゃないかと思います。来場所に全部ぶつけます」と誓った。
 1969年7月に「大関は連続2場所の負け越しで関脇に降下する。翌場所10勝以上した場合は大関に復帰できる」という現行制度となってからは、特例の恩恵を受けずにカムバックしたのは1977年3月場所の魁傑だけ。照ノ富士ならやり遂げられる。

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