2戦連続で甘い内角が決勝点に…巨人・大城の配球に再考の余地あり【立浪和義評論】[日本S第2戦]

2020年11月23日 06時00分

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1回表1死一塁、柳田が今村(手前)から中越えに先制二塁打を放つ。捕手大城

1回表1死一塁、柳田が今村(手前)から中越えに先制二塁打を放つ。捕手大城

  • 1回表1死一塁、柳田が今村(手前)から中越えに先制二塁打を放つ。捕手大城
◇22日 SMBC日本シリーズ第2戦 巨人2―13ソフトバンク(京セラドーム大阪)
 またしてもソフトバンクの強さばかりが目立つ試合となった。攻撃力、投手力といった力量の差を感じざるを得ない展開が続いた中で、捕手のリード面で少し気になった点があった。
 第1戦は2回、この試合は初回。巨人は早々と相手に先制を許し、流れを渡す結果となった。この先制打はどちらも、捕手の大城が打者有利のカウントで内角に要求した球が甘く入り、打たれたものだった。
 状況を振り返る。第1戦の栗原の先制本塁打は無死、走者を一塁に置いて2ボールからのスライダーだった。この試合の柳田の先制二塁打も1死で走者は一塁。2ボール1ストライクからのストレートだった。
 打者の立場からすればバッティングカウント。配球を読みながら、強く打てるボールを待つ。甘いコースに来れば長打になりやすい状況だ。
 投手としては、四球は出したくない場面。走者が一塁にいるだけに、ピンチを大きく広げてしまう。内角の厳しいところに投げたいが、ボールにはしたくない。結果として投げ切れずに、甘く入ってしまうことが多いのだ。
 大城がソフトバンクの打者に内角を意識させたいのはよく分かる。ただそれが、結果として2試合続けて手痛い先制点となり、そのまま決勝点となっている。内角の使い方には、もう一度考えてみる余地があるだろう。(本紙評論家)

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