技能実習生、集団感染の不安 日本語研修はオンラインに

2020年11月23日 05時00分 (11月23日 05時00分更新) 会員限定
新型コロナ対策で定員を減らした教室で、オンラインも併用して実習を受ける外国人技能実習生たち=名古屋市南区の「外国人研修センターZEN」で

新型コロナ対策で定員を減らした教室で、オンラインも併用して実習を受ける外国人技能実習生たち=名古屋市南区の「外国人研修センターZEN」で

  • 新型コロナ対策で定員を減らした教室で、オンラインも併用して実習を受ける外国人技能実習生たち=名古屋市南区の「外国人研修センターZEN」で
 共同生活を送る外国人技能実習生の新型コロナウイルスの集団感染が心配されている。全国で外国人コミュニティーのクラスター(感染者集団)が相次ぎ発生。実習生を受け入れている団体や自治体も予防、啓発に力を入れるが、言葉の壁もあり、対応に苦慮している。
 (竹田佳彦、森若奈)
 「たいおんは三六・二です。げんきです」。来日した技能実習生の日本語研修を担う名古屋市南区「外国人研修センターZEN」の中村鵬(ほう)社長(35)は毎朝、実習生六十五人から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で報告を受ける。研修を受けるインド人実習生ワォシャンフィ・ヌガルンさん(25)は「仕事ができなくなる。絶対にコロナにかかれない」と表情を引き締めた。
 ZENはコロナ対策として、研修施設にある寮の四人部屋を二人用に変え、五十人をホテルの個室に移した。過密を防ぐため、三十人が入る教室で実際に授業を受けるのは四人だけ。残りはビデオ会議システムを使い、ホテルの部屋で受ける。コロナで来日する実習生が激減しており、中村さんは「完全に赤字だが、緩めるわけにいかない」と話した。
 実習生を職場にあっせんする愛知県豊橋市内の監理団体、AGS...

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