巨人・原監督「猛練習して備えますよ。以上」異例39秒だけの会見に球団最悪失点の屈辱にじむ

2020年11月23日 07時00分

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原監督

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◇22日 SMBC日本シリーズ第2戦 巨人2―13ソフトバンク(京セラドーム大阪)
 巨人が屈辱にまみれた。2―11で迎えた9回1死満塁の守備。ソフトバンクの甲斐を投ゴロに打ち取りながら、この回から登板した7番手の大竹が本塁へ悪送球し、さらに2点を失った。鳴り物の応援がない場内に、G党のため息だけがむなしく響く。過去、日本シリーズでの巨人の最多失点は、1994年の西武との第1戦で奪われた11点。球団史上最悪となった13失点に、原監督の心中は当然、穏やかではない。
 「やはり、なかなか、なんというか、やはり流れがね。こっちに来ないというかね。最初に渡してしまうというね。というところですね」
 試合後の会見時間は、わずか39秒。日ごろからメディア対応を大切にする指揮官にとっては異例の短さだ。それだけ受け入れがたい現実であり屈辱。昨年の雪辱に臨んだはずが、2年連続の4連敗が脳裏をよぎるまさかの展開となってしまった。
 序盤から完膚なきままにたたきのめされた。1回、先発の今村が柳田に右中間への適時二塁打で先制されると、ミスも重なりいきなり3失点。2回にも甲斐に左越えソロを浴び、左腕は1イニング2/3を4安打、4失点で降板となった。2番手の戸郷も3回にグラシアルの2ランを浴び、流れを止められない。3回までに6点差をつけられると、7回には鍵谷がデスパイネに満塁弾を食らった。
 打線も振るわず、得点はウィーラーの2ランのみ。点差が開いた終盤に起用されたソフトバンクの岩崎や杉山が150キロ台中盤をマークするなど、選手層の違いも見せつけられた。投手は少しでも甘く入れば打たれ、打者は圧倒的な力でねじ伏せられる。指揮官にとってイライラがつのる2連敗だ。
 シリーズ前、原監督は「どういう状況になっても『今からスタートだ』『きょうから行くぜ』という精神でやっていきたい」と語っていたが、まさにその気持ちが試される時だ。「まあ、あした1日ありますから。猛練習して、あさって(第3戦)に備えますよ。以上」。流れは一瞬で変わる。待つか、つかむか。歴史的惨敗のまま終われるはずがない。

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