ひきこもりの悩み、26、27日に一斉電話相談 県内5団体
2020年11月23日 05時00分 (11月23日 05時00分更新)
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県社会福祉協議会(草津市)ら県内五団体が二十六〜二十七日に、「ひきこもり一斉電話相談」を実施する(三団体は初日のみ)。新型コロナウイルス禍の中で、不安や悩みを抱えるひきこもりの人や家族らに、利用を呼び掛けている。
本年度は七月に続き二回目。前回は相談歴がなかった人からの相談が半数近くあったといい、どこに相談すればいいのか分からない人が多いとみられる。
県社協は毎週木曜日の正午〜午後六時に、ひきこもりの電話相談に応じている。新型コロナの影響か、最近は若い人や女性からの相談が増えているという。
二十日に県庁で会見した県社協の川端豊専門相談員(70)は「家族間の衝突など、コロナ禍でますます深くひきこもる方も生まれている」と推測。「前回も遠くの所に電話をかける人が多かった。どこに相談してもいいので、一歩踏み出して」と呼び掛けた。
いずれの日も午前九時〜午後六時。
(堀尾法道)
◇ひきこもり一斉電話相談の窓口(※は26日のみ) 県社会福祉協議会=077(526)7031▽甲賀・湖南ひきこもり支援「奏」=0748(75)0242▽※大津市社会福祉協議会=077(526)5316▽※つながり応援セ...
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