“ロシア3人娘”一角トルソワは3種類4本の4回転失敗も前向き「ミスしてもすぐ忘れて」プルシェンコ氏師事で表情豊かに

2020年11月22日 19時39分

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4位だったトルソワ(AP)

4位だったトルソワ(AP)

  • 4位だったトルソワ(AP)
 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、ロシア杯最終日は21日、モスクワで行われ、女子はショートプログラム(SP)2位で2015年世界女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(23)=ロシア=がフリー1位の148・69点で逆転し、合計223・39点で初優勝。SP首位のアリョーナ・コストルナヤ(17)=ロシア=はフリー2位の合計220・78点で2位。SP3位のアレクサンドラ・トルソワ(16)=ロシア=はフリーでジャンプを4度転倒して4位に終わった。男子はSP3位のミハイル・コリャダ(ロシア)がフリー1位で逆転し、合計281・89点で初制覇した。
 昨季世界を席巻した「ロシア3人娘」の一角、トルソワはフリーで3種類4本の4回転ジャンプに挑むも失敗を繰り返し、SP3位から表彰台も逃す4位に沈んだ。
 4回転ジャンパーのトルソワは同世代のコストルナヤに負けじと、SPではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、フリーではルッツ、サルコー、トーループの4回転を4本挑んだ。転倒を繰り返し1本も成功させることはできなかったが、ガッツあふれる攻めの演技を披露。この高難度プログラムを滑り込んでどこまで完成度を上げられるか。期待が懸かる16歳はコストルナヤと同じく、今季からトリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏に師事。昨季までと違い表情が和らいでいる感じでテレビインタビューでは「プログラムもコーチも、何よりもスケーティングが変わった。居心地はとてもいい!」と答えた。大会中のキス・アンド・クライでは、横に座るプルシェンココーチが掛ける言葉に、はにかんだ笑顔で応じる姿があった。
 女子にとっては大技であるトリプルアクセルや4回転ジャンプを、プログラムにしっかりと組み込める身体能力の高さは証明済み。あとは、試合でミスなく跳ぶだけ。国際スケート連盟配信の大会情報によると「私はクリーンに滑るように一生懸命に練習して、プログラムをたくさん滑り込んでいる。ジャンプでミスしてもすぐに忘れて、失敗の後をしっかり演技できるように心がけている」と話しているように、チャレンジ精神で今後も挑むことを明かしていた。 

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