【立浪和義評論】先発陣を比較すれば巨人は菅野をあえて千賀にぶつけなくても良かった[日本S第1戦]

2020年11月22日 12時49分

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9回裏、厳しい戦況を見つめる巨人・原監督(中)

9回裏、厳しい戦況を見つめる巨人・原監督(中)

  • 9回裏、厳しい戦況を見つめる巨人・原監督(中)
◇21日 SMBC日本シリーズ第1戦 巨人1―5ソフトバンク(京セラドーム大阪)
 巨人としては、栗原1人にやられてしまった、という試合になった。クライマックスシリーズでは調子が悪かったにもかかわらず、5番で起用した工藤監督の決断も後押しした。
 レギュラーシーズンで圧倒的な信頼があった菅野が、栗原1人に4打点を許した。初戦を落としたのは痛いが、それ以上に菅野を先発に立てた試合を落としたことが痛い。
 これはあくまで私個人の考えだが、巨人は菅野をあえて千賀にぶつけなくても良かったのではないだろうか。両チームの先発陣を見ても、巨人は菅野で2つ白星を取りたいところ。千賀は、本来の力を出されるとなかなか点が取れない投手。この試合もなすすべなく抑えられた。
 昨年4連敗と悔しい思いをした巨人の選手たちは、リベンジの気持ちが強かったと思う。両リーグを代表するエースの対決はシリーズ前から注目を集めていたし、勝てばチームに勢いは出ただろう。ただ、負けるとガクッとくる面もある。
 ソフトバンクはリリーフ陣も盤石と言える。モイネロは見事な投球だったし、投手力の差を感じる試合となった。ただ、先発が変わればガラッと変わるもの。第2戦は今村と石川の先発。巨人の選手たちがどこまで開き直れるかにかかっている。
(本紙評論家)
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