片山津すとーりぃ 中谷宇吉郎を学ぶ 連続講座が最終回

2020年11月22日 05時00分 (11月22日 11時54分更新)
中谷宇吉郎の生家などを紹介する神田健三さん=加賀市片山津温泉で

中谷宇吉郎の生家などを紹介する神田健三さん=加賀市片山津温泉で

  • 中谷宇吉郎の生家などを紹介する神田健三さん=加賀市片山津温泉で

住民ら辞典を計画

 加賀市片山津温泉の歴史を学ぶ連続講座「片山津すとーりぃ」の最終回が二十一日、同所であった。
 今回は世界で初めて人工的に雪の結晶を作った地元出身の科学者中谷宇吉郎について学ぶ「宇吉郎学」の講義が宇吉郎が生誕した跡地のビルであり、約三十人の地元住民が理解を深めた。
 講座は地元住民グループ「片山津を遊ぶ計画」が二月から月一回、開催。宇吉郎学では中谷宇吉郎雪の科学館顧問の神田健三さん、宇吉郎と弟の治宇二郎に詳しい明貫紘子さんが講師を務めた。
 神田さんは宇吉郎が故郷について記した手記などを紹介した。明貫さんは考古学者の治宇二郎が片山津温泉の観光振興に貢献したことなどを明かした。宇吉郎と治宇二郎は東京大に進学後、片山津に戻らなかったが、柴山潟越しに見える白山などふるさとの風景を愛していたと話した。
 連続講座では各分野の専門家を招いて、芸妓(げいぎ)学、祭学、温泉学などを開講してきた。グループは今後、講座で知った史実を盛り込んだ片山津温泉の歴史に関する辞典を作る計画を立てている。(長屋文太)

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