米、コロナ再拡大で生活圧迫 食料配給に車6000台

2020年11月22日 05時00分 (11月22日 05時01分更新) 会員限定
20日、米南部テキサス州ダラス郊外で、感謝祭に向けて配布される食料を待つ車の列=スターテレグラム紙・AP

20日、米南部テキサス州ダラス郊外で、感謝祭に向けて配布される食料を待つ車の列=スターテレグラム紙・AP

  • 20日、米南部テキサス州ダラス郊外で、感謝祭に向けて配布される食料を待つ車の列=スターテレグラム紙・AP
 【ニューヨーク=杉藤貴浩】一日の感染者が過去最多を連日更新するなど新型コロナウイルスの感染が再拡大している米国で、社会や市民生活への影響が広がっている。米メディアによると、死者の増加で遺体の搬送が追いつかず、刑務所の受刑者を動員する地域も。都市部では食料配給に長蛇の列ができるなど、再度の都市封鎖への不安も高まっている。
 南部テキサス州エルパソでは千百人以上が入院。九月初頭の九倍にあたり、死亡者も増え続けている。このため、検視官事務所などから遺体を搬送する人手が足りず、近隣の刑務所から軽犯罪の受刑者らを募り、一時間二ドル(約二百八円)で作業に当たらせている。
 保安事務所の担当者は「受刑者には感染防護具を与えている」と話すが、地元州議会議員などからは「良心的な措置ではない」と批判の声も上がっている。
 同州ダラスでは、コロナで失業した困窮者らへ感謝祭前に食料を配る事業に五時間で六千台の車が列をつくった。主催団体が九月までの半年間に配った食料はすでに昨年の約一・五倍に上った。担当者は「雇用が改善されなければ、さらに必要になる」と指摘する。
 感染再拡大による規制強化の影響も広がっている。東部ニ...

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