救助にドローンや犬投入 県警、民間団体と連携訓練

2020年11月22日 05時00分 (11月22日 05時00分更新) 会員限定
 県警は九日、南海トラフ地震を想定した救助訓練を海津市南濃町で行った。中部管区警察局を含め五十五人と災害救助犬八頭が参加し、二回に分けて同じ内容の訓練をした。
 倒れた建物や土砂崩れに巻き込まれ、けが人が複数いると想定。県警広域緊急援助隊の隊員が「誰かいますか」「いたら音を出して」と大声で呼び掛けながら捜索した。ドローンを投入したほか、民間団体「中部災害救助犬」の災害救助犬も出動し、けが人役をそれぞれ一人ずつ発見し、隊員が重機も使って救出した。
 県警と団体は二〇一七年に協定を結んでおり、連携訓練は四回目。隊員の多くが入れ替わり、ほとんどが初めての参加になった。
 広域緊急援助隊の高木晃大隊長(48)は「災害現場では、人の目で分からない場面がある。犬の嗅覚は人間にない能力で、ガス漏れや通電、割れたガラスの有無など犬の障害となるような情報を伝えることが必要と分かった」と話した。
 訓練の様子は県警本部に中継し、県と連携するための情報伝達も合わせて訓練した。
 (藤野治英)

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