照ノ富士 志摩ノ海との2敗対決制し優勝に望み 貴景勝に勝てば決定戦「あしたの一番に集中、結果はついてくる」

2020年11月21日 21時06分

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照ノ富士(右)が寄り切りで志摩ノ海を下す

照ノ富士(右)が寄り切りで志摩ノ海を下す

  • 照ノ富士(右)が寄り切りで志摩ノ海を下す
◇21日 大相撲11月場所14日目(東京・両国国技館)
 2敗同士の対決は、小結照ノ富士(28)=伊勢ケ浜=が幕尻の志摩ノ海を寄り切り、12勝目。優勝争いは千秋楽の結びで顔を合わせる貴景勝と照ノ富士に絞られた。貴景勝が勝てば11場所ぶり2度目の優勝。2場所ぶり3度目の制覇を狙う照ノ富士が勝利すると、優勝決定戦にもつれ込む。
 優勝と優勝の間に序二段をはさむという、史上初の復活劇を7月場所で演じたばかり。もう照ノ富士には常識などあてはまらない。
 まずは志摩ノ海を得意の右四つで仕留めてみせた。あとは千秋楽の大一番に挑むだけ。逆転優勝をつかみ取れば関脇以下で3回目。史上初の偉業達成だ。
 どんな場面でも「緊張はしない」と自負する強心臓の持ち主。「いやもう、とりあえずはあしたの一番(本割)に集中してやるだけですね。毎日積み重ねていけば、結果はついてくる」とどっしり構える。
 とはいえ、決定戦の出場は過去2回あるが、2回とも敗退している。古傷の膝も心配だ。先場所は勝ち越したものの、膝が悲鳴を上げて13日目から途中休場。「このままいったら、もうちょっとでかいことになっちゃうから。手術しないといけなくなる。すぐ治療に入った」と涙をのんだ。
 だからこそ、一日一日を無駄にせず相撲に打ち込んできた。コロナ禍でストレス発散できない日々が続くが、照ノ富士は違う。「全くない。それ以上の(つらい)ことを見てきてますから。逆にやっと上がったのに、うつったりしたら、まわりにも迷惑だし、自分としてもやっとここまで上がったのに、なんでこんなバカなことしたんだろうって後悔する」。ずっと前からその考え方は変わらない。
 目標とする大関復帰へも、優勝は大きな弾みとなる。照ノ富士の大関昇進は、新入幕から史上3位タイ(年6場所制以降入幕)の所要8場所だった。
 一度は通った道ではあるし、再入幕でもある以上、その当時と比較はできないが、今場所で再入幕からまだ3場所目。過去の自分を超えてみせたい。
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